「なにをどうすればいいのか分かりません」でいいんです。
蒸し暑い季節がやってまいりましたの次の更新が、秋の風とは…
すみません。
忙しいを理由に
たるんでいましたね。
弁護士も
日々
法律の知識を
ブラッシュアップしていく必要があります。
特に民法改正。
これは本当に大変です。
改正されてから結構経ちましたし
何度も研修研修で
結構勉強したと思っているのですが、
学生時代にやっていた旧法の知識は
時間をかけてやっていた分
なかなか記憶の定着が
強いのか、
んん???
あれ?
これって改正されたっけ?
的なこと
起こりがちです。
あ、もちろん
ちゃんと調べるので
大きな誤りにはならないんですが、
なかなか定着せんもんだな~
と
歳を感じる今日この頃。
人生100年時代に向けて
学びなおしに力を入れていかないといけないですね。
ほんと。
さて、最近ホームページを見て
ご連絡をくださる方が増えてきました。
ほんとうにありがたい限りです。
ちょこちょこ更新が功を奏しているのかな…。
たまには遠方の方のご連絡もいただきます。
やはり遠方の場合には直接の受任には至らないことも多いですが、
弁護士に話ができてほっとしたとか、
近くで探してみようとか
そういうきっかけになっている部分もあるようで何よりです。
お住まいの場所によっては、その地域の知り合いの弁護士をご紹介させていただくこともあります。
家事事件で一番思うことは
やっぱり
本人の方向性に対する
決断・覚悟が
一番重要だということですね。
もちろん相談者の中には
すでに自身の中で決断されてから相談に来られるケースもあります。
その一方で、
「どうしたらいいのかわからない」
「なにから考えたらいいかわからない」
から相談したいという方もおられます。
夫婦生活の中で
夫とのやり取りの中で
違和感を感じたり
辛さを感じて
「どうにかしないといけない」
ということは肌で感じているのだけども
具体的に何をどう考えていいのかわからない。
そのような相談の場合には、
ひとつずつ自分の中で絡まってしまった
問題点や
自身の意見
などをちょっとずつ
紐解いていく
作業を行います。
夫婦のこと
子どものこと
お金のこと
これからのこと
どんな問題があって
どんな不安があって
どんな解決策があるのか
ひとつずつ
本人に向き合ってもらいます。
その中で、弁護士から
法的な視点で
「できる」
「できない」
を加えながら
適切な選択肢を導き出していきます。
その上で、最後にご自身で選択をする。
この作業が必ず必要になります。
私たちの仕事は
本人をサポートすることはできますが
人生の選択を
本人に代わって決めたり
本人の代わりに生きることはできません。
すべては本人の納得と決断によります。
そうでなければ
弁護士と共闘を組めませんし
弁護士と信頼関係も結べません。
私たちの仕事は
悩んでいる依頼者の方の
選択肢の抽出をサポートし、
その決断をサポートする仕事です。
なので、
「わからない」でいいんです。
「わからないけど」進みたい
そう思っている場合には
一度弁護士への相談も
選択肢の一つに加えてみてください。
一人でも多くの
「辛い」
「しんどい」
をサポートできればと思っています。
2021年9月6日